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Date:  Wed, 04 Jun 2003 00:13:15 +0900
From:  "KURIYAMA, Shigeyuki" <s-kuriyama@....com>
Subject:  [XP-jp:04429] Re: コミュニケーション (Re: Re: XP 関連近刊情報)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20030603234738.AE20.S-KURIYAMA@....com>
In-Reply-To:  <87isrpvyc2.wl@....net>
References:  <20030602093654.D7AE.S-KURIYAMA@....com> <87isrpvyc2.wl@....net>
X-Mail-Count: 04429

くりやまです。

清さん、コメントありがとうございます。

> > 文章を書くときは、本田勝一の「日本語の作文技術」を一読される
> > といいかと思います。
> 
> 定番本ですね。必読書として読ませています。
> 
> また、私はDTPに携わっていたことから組版・校正にまつわる経験・
> 知識があり、〈プレーンテキストにおける可読性〉といった点にも
> 注力しています。

上記の話、非常に興味があります。

具体的にどのように「日本語の作文技術」を使用して教育を行って
いるのですか?
実際にトレーニングなどを行なったりしているのでしょうか?


> 私自身も何度も経験していて、たぶん誰もが覚えがあるのは下記の
> ようなことだと思います。
> 
>     - 伝えたつもりが伝わっていない。
>     - 伝えたつもりが伝えていない。
>     - 伝える必要があることを認識していなかった。

上記のことって、相手に自分が言ったことを説明してもらうのが一
番いいんでしょうけど、それを相手に要求するのがなかなか難しい
かな、と思っています。

口頭のコミュニケーションについては、

  ・自分と同じ方向(意識やモチベーションなどの方向というか)
    を向いていない相手に対して、効率的に情報のやり取りするこ
    とが難しい。

  ・たとえ、同じ場にいて同じ話をしていても、相手によって全く
    異なる認識をしていることが往々にある。

  ・会話の舵取りをうまく取らないと話が発散してしまう。

などなど、あるかなと思っています。

※皆さんの認識が合っているのかちょっとわからないので、ここで
  いう「口頭のコミュニケーション」と言うのは、ホワイトボード
  や紙などを使用しないで、「口のみ」だけのコミュニケーション
  をさしています。
  したがって、口頭+紙、口頭+ホワイトボードなどだと格段に情
  報量が上がるのかなぁ、と実感してますがいかがですか?

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KURIYAMA, Shigeyuki