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Date:  Mon, 26 May 2003 09:59:58 +0900
From:  HIRANABE Kenji <hiranabe@....jp>
Subject:  [XP-jp:04398] 質問駆動型教育 (was Re:   Re: Another XP)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200305260131.h4Q1ViT00563@....jp>
In-Reply-To:  <200305250235.CJH28317..LNLBBTBVBU@....com>
References:  <3ECE4D26.3000500@....com> <F4C321078865A8f_kojima@....jp> <JN20030523194315.174506216@....jp> <200305232329.ICE71146.LBT.ULNBBBV@....com> <3ECE4D26.3000500@....com>
X-Mail-Count: 04398

平鍋です.

ぼくも,『質問力』読みました.
# マイルスデイビスへのインタビューがよかったなー.

> >「質問力」ISBN:4-480-81626-7 を読んで、良い質問というのが、
> >テストファーストのテストをどう選ぶかというのにも似てる、
> 
>  「良い質問」と「良いテスト」の類似性ですね。

はいはい.おもしろい観点ですね.

「テストファースト」は,先にこうあるべき,という仕様を想定している
のだと考える.ゴール指向あるいは仮説実証型(アブダクション)かも.

 質問=テスト
 回答=製品コード

とすると,よいテストはよいコードを生む,ということが『質問力』の
ポイントでしょうね.

さらに言い切ってしまって,「よいテストを書けることが,よいシステム
を作るための,唯一必要な能力である」という命題が証明できるといい.

良いテストが書けること:
1)システムの品質として...testability の高い設計になっている
2)人間の行動の品質として..テスト能力(質問力)があること.

上記2つを向上させる開発プロセス,それが,「テスト駆動開発」である.
なーんて,ロジックはどうでしょう.

以上