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Date:  Wed, 19 Feb 2003 00:52:15 +0900
From:  Hirohide Yazaki <firo@....jp>
Subject:  [XP-jp:04082] Re: 記事紹介  : ピーター・コードが語る開発プロセスの選び方
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20030219001824.88CB.FIRO@....jp>
In-Reply-To:  <iss.131c.3e519875.79b6c.1@....com>
References:  <20030206124837.2DEC.FIRO@....jp> <iss.131c.3e519875.79b6c.1@....com>
X-Mail-Count: 04082

矢崎です。

リプライありがとうございます。

ただ、

On Tue, 18 Feb 2003 11:20:37 +0900
HAMAI Kyoichiさん <k-hamai@....com> wrote:

k-hamai> >だから、私は
k-hamai> >「そんなことはないだろう。戦略だって常にどのような状況でも正しいといえる
k-hamai> >ものはないので、状況や環境にあわせて変えなければならないんじゃないか。」
k-hamai> >と思い、そのように意見を申し上げたという次第です。
k-hamai> 
k-hamai> 戦略は永久不変であると言ったつもりではなく、ほとんど変化しない、
(略)

そこは私の質問個所ではなくて、その次の

firo> で、教えていただきたいのですが、元の濱井さんのご意見での「いつでも」とい
firo> う部分は「成中」という文脈とどのように関係するのでしょうか。私には、正
firo> 直どのようにしてそれらがつながるかが理解できません。また、理解できないと、
firo> 濱井さんの「戦略は変わらない」という意見に対する私の「戦略は変わる」とい
firo> う反論は、結局ズレている、ということにしかならないので、意味がないことに
firo> なります。申し訳ありませんが、教えていただければ助かります。

が、私の質問したいことです。よろしくお願いします。

k-hamai> 
k-hamai> >さて、次の話ですが、
k-hamai> >k-hamai> >k-hamai> 例えば、XPにおいて「変化ヲ抱擁セヨ」という言葉どおりあらゆる変化を
k-hamai> >k-hamai> >k-hamai> 受け入れるというわけではありません。XPにおいて想定している「変化」は、
k-hamai> >k-hamai> >k-hamai> 仕様の変化や納期の延長、短縮のような変化であり、開発メンバが大幅に
k-hamai> >k-hamai> >k-hamai> 入れ替わるような「変化」に対してはXPは不向きです。このような変化に
k-hamai> >k-hamai> >k-hamai> 対しては、むしろ、従来の重量級プロセスの方が適切です。
k-hamai> >k-hamai> >
k-hamai> >k-hamai> >開発メンバが大幅に入れ替わるというような話は出ていないと思いますが、どう
k-hamai> >k-hamai> >でしょう。
k-hamai> >k-hamai> 
k-hamai> >k-hamai> 「例えば」という言葉の通り、戦略を変化させるべきでない一例として挙げた
k-hamai> >k-hamai> だけです。
k-hamai> >
k-hamai> >開発メンバを大幅に入れ替える、というのは戦略の例の1つである、ということ
k-hamai> >ですね。
k-hamai> 
k-hamai> 戦略ではなく、トラブルなんですが、特にXPにとっては。
k-hamai> 開発メンバが大幅に入れ替わるようなトラブルに対しては、XPより従来型の
k-hamai> 重量級プロセスの方が対応し易いということです。

よくわかりません。戦略を変化させるべきでない一例なのに、それは戦略ではな
くトラブルだとおっしゃっている意味がです。私の解釈、おかしいでしょうか?

k-hamai> >私は、失敗しない戦略を立案することと、戦略的失敗があった場合に、どのよう
k-hamai> >に対処すべきかは、別問題であり、どちらも重要だと思います。また、その対処
k-hamai> >の中には戦略を変える、という選択肢が絶対有りえないとは思いません。これに
k-hamai> >ついて、そうだ(私の意見)、そうじゃない(濱井さんのご意見)、という場合、
k-hamai> >どちらかが根拠をきちんと示して相手を納得させない限り、結局は意見の相違と
k-hamai> >して平行線で終わってしまいますね。それが悪いわけではありませんが。。
k-hamai> 
k-hamai> 「戦略を変える」という選択肢を全面的に否定しているつもりはないです。
k-hamai> ただ、それは戦略的失敗の善後策に過ぎないということです。

善後策=後始末をうまくするための方策という意味でよろしいですね。
最初の戦略が失敗したら、その後始末を上手くするための別の戦略を立てること
のみは、ありえる、それ以外、例えばもっと前ムキな戦略への変更は不可能、あ
るいはやっちゃいけない、というご主張ですね。

つまり、濱井さんのご主張は、最初の戦略が全てで、それが間違っていたら後は
後始末をうまくするしか道はない、ということですね。

k-hamai> 戦略を変えたりせずにすむようにすることが第一であり、戦略を変えることを
k-hamai> 前提にしてはならないということです。

変える必要がなければ一番いいかもしれませんが、では変えざるを得ない状況に
なったらどうするのでしょうか。あるいは、そんな状況になることはない、とい
うことでしょうか。そんな状況にならないように、片方で神仏に祈るべし、とい
うことでしょうか(これは冗談)?

濱井さんの、先の2行は、私には、適切に行えさすれば人間の予測は常に正しく
なされるということと、状況が絶対に変化しないということを前提にしなければ
成り立たないのではないように思います。濱井さんは、そう考えていますか?

私は、その前提は成り立たないと思います。その成り立たないという前提のもと
で、
・戦略は人間に役にたたなければ意味がない
・戦略は博打、賭けの類であってはならない(賭けの側面が払拭できないとして
も、できるかぎりは)
・ゆえに現在その知恵を人間が持っているかどうかはさておき、また、変化が避
けることができないとすれば、戦略も変化に柔軟に対応すべし。だから変えるこ
とを前提にしない戦略よりは、変えることを前提とした戦略のほうが(戦略をそ
のようにできるよう研究するほうが)正しい、と思います。

濱井さんとは前提が違うので、これについては濱井さんのご意見は求めません。
私の考えとしてお受け取りください。

k-hamai> 戦略的失敗を回復をするだけの時間的余裕はないということです。時間的余裕

なぜ、時間的余裕がないのでしょうか?

k-hamai> があるのなら、そもそも、戦略、戦術の区別など必要ないはずです。YAGNI

戦略と戦術は時間的余裕のありなし、による分類だというわけですね。しかし、
意味がわからないので、教えてください。

k-hamai> 事前の充分な準備がないと役立たない場合があるから、戦略というものが必要
k-hamai> になるわけです。
これもわかりません。事前に十分な準備をする時間がないと戦略は必要ない、と
いう意味でしょうか?

-- 
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