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Date:  Tue, 6 Jun 2000 10:21:53 +0900
From:  firo <firo@....jp>
Subject:  [XP-jp:00495] Re: XPractice 試訳「 CRC 	Cards 」
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <00Jun6.102249jst.115206@....jp>
References:  <000b01bfcf3d$89b5a200$4c4383d2@pcg-c1r>
Posted:  Tue, 6 Jun 2000 10:22:49 +0900
X-Mail-Count: 00495

矢崎です。

KIMURA Shinichi wrote:

>
> >翻訳標準は特に決めていません。私の個人的な意見ですが、
> >それぞれが長い文章でもないですし、出版等を意図しているわけ
> >でもないので、明確な誤訳がなければ、文章のスタイルは各翻訳者
> >のスタイルにおまかせしても、かまわないのではないかと思います
> >(例えば、第一人称の表現も、私は、僕は、俺は、、、、などばらばらで
> >もかまわないと思っています)。
>
>  一般には、原著者の文体と対応して、個々の
> 著作物ごとに翻訳標準は異なっていてもいい(むしろ
> そのほうが自然かな)と思いますが、同じ著作物の
> 中ではできるだけ統一されて一貫性があるのが
> 望ましいと思いました。
>  せっかく個々にはきちんと訳せているのに、翻訳に
> 一貫性がないのは、一連の文章として読む読者と
> しては残念な気がします。(ぼく自身、翻訳をする側
> に身を置く場合は自分の訳語を勝手に決められる
> ほうが楽かもしれないのですが。)
>  とはいえ、翻訳標準はとくに決めないという翻訳
> 標準があるのだと解釈してよければ、それなりに
> 誤訳なく翻訳できていればよいかもしれません。
>  あまりうるさくこだわるのはやめます(^^)
>

私もできれば一貫性のある翻訳がいいとは思うのですが、
なにせ、皆さんボランティア(って言葉が正しいかどうかは?)
ですし、ご自分の時間を削ってやっていただいているので、
とりあえず皆さん個人個人の一番やりやすい方法ではどうか
ということで、あえて、文体の統一は(少なくとも私は)考えませ
んでした。

一度落ち着いた後で、その辺のことを再考してもいいかも
しれません。


--
矢崎博英  firo@....jp