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Date:  Thu, 31 Oct 2002 00:51:54 +0900 (JST)
From:  Fujie Hayashi Mitsuhashi <fujie@....jp>
Subject:  [XP-jp:03894] Re: XPの知名度と、大手開発会社での採用について
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Cc:  fujie@....jp
Message-Id:  <20021031.005154.133791153.fujie@....jp>
In-Reply-To:  <20021029103019.16C3.4ML@....com>
References:  <3dbe6a2a.5280%taiki@....jp>	<20021030.002702.00424331.fujie@....jp>	<20021029103019.16C3.4ML@....com>
X-Mail-Count: 03894

はやしです。

From: 4ml <4ml@....com>
Subject: [XP-jp:03890] Re: XPの知名度と、大手開発会社での採用について
Date: Tue, 29 Oct 2002 10:38:21 -0800
> > >  そりゃ、各プチテストで出たバグをいちいちカウントしていけば、数だけは
> > > 達成できるでしょうが。そんな面倒くさいことをやっている人って、いない
> > > ような……それとも、いるんでしょうか。
> > 
> > やったことならあります。(^^;
> > プロトタイピング風に作っていましたが、途中で品質保証のために
> > バグ数が必要だと言われて(大会社です)、やはりまともなテストだけ
> > では足りず、仕方なく「プチテスト」での失敗分もカウントしました。
> 
> 大手に出向していた知り合いから同じ話を聞きました。
> 現場は、つじつまを合わせる為に後からバグを捏造していたそうです。
> そこまでいくと、何が目的なのかわかったもんじゃないですね。

うーん、それは、なんというか、末期的なかんじですねえ。
よほど大変なんでしょうね。

私の関わった件の場合は、それほど規模が大きくなかったのもあって
(プロトタイピングでも開発が可能だったくらいですから)、そこまで
酷くはなかったです。
ただ、品質保証のためには何か数値が必要でした。「プチテスト」の
分を導入しなくてはならなかった根本的な問題には、バグ数とともに、
前に「まともなテスト」と書いたユニットテストの数の少なさもあり
ました。

(ここで、もとの話題の「大手でのXPの採用」に近くなりますが、)
テスト数の問題は、今なら、「プチテスト」のかわりにxUnitとかで
テストファーストで開発することによってクリアできたと思います。
ついでに、気付いているのに時間的な理由で手をつけられなかった
構造上の問題も、リファクタリングで解決していたかも。
それくらいの事はできる環境だったんでないかと思います。

それでも、「バグ数」は、ちょっと困りそうですね。。。

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林 芙慈恵 <fujie@....jp>