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Date:  Fri, 17 May 2002 14:56:08 +0900
From:  HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com>
Subject:  [XP-jp:03468] Re: FYI: [NOS] 	仕様変更に打ち勝つ
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <iss.2e50.3ce49b7a.8816d.1@....com>
In-Reply-To:  <F32R7j1HaKtKufVma0o0000006f@....com>
References:  <F32R7j1HaKtKufVma0o0000006f@....com>
X-Mail-Count: 03468

濱井です。
2002/05/17 09:07:04 +0900にoota_ken@....comさんが送られた
メールに関する返信です。

> 濱井さんはビジネス的視点からウォーターフォール型プロセスを批判なさっていま
>すが,ソフトウェアの不具合に対する法的責任という観点からはどうでしょうか。
>
>基本から学ぶソフトウェアテスト―テストの「プロ」を目指す人のために
>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822281132/ref=sr_aps_d_1_1/250-1701196-4274662
>
>
>という本の第14章「ソフトウェアの不具合に対する法的責任」では請負契約における
>法的観点からのウォーターフォール開発プロセスの利点について書かれています。
>
>#この章を読むと明確な仕様と契約を締結せずに,ほいほい変更を受け入れていくと
>開発者側が以下に大きなリスクを負うことになるかが身にしみます。

開発者側のリスクは、契約次第ではないでしょうか?

ほとんどのパッケージソフトでは、開発者側はソフトの欠陥に対して何の責任
も負わないことを謳っています。法的にはこのような契約でもできるという
ことです。
パッケージソフトの例は極端すぎますが……。