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Date:  Mon, 11 Feb 2002 14:25:12 +0900
From:  "hasegawa" <hasegawa@....jp>
Subject:  [XP-jp:03203] Re: トヨタ生産方式と XP
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <009701c1b2bc$7d5a4bf0$660aa8c0@gp6x866>
References:  <000001c1b208$273baf70$4813fea9@....jp>
X-Mail-Count: 03203

長谷川@テクノポートです。

----- Original Message ----- 
From: "M.Horiuchi" <horiuchi@....jp>
Sent: Sunday, February 10, 2002 4:53 PM

> > まだ、しこりがあるんでしょうか。
> > 私は余りこういった表現は好きではありません。
> > #私が審判だったなら、即イエローカードです(^^。
> 
> テーマに対するアプローチが不適切だといった指摘を、感情論と
> して片付けられては困るのですが…

困るといわれても、私も困ります。
私は、Horiuchiさんのメールに怒りを感じたから
そう言ったまでで、それがなければ存分に意見を
述べてもらって結構でした。

聞く耳持たぬとは違うかもしれませんが、たとえ解釈間違えでも
気遣うものに対してこういう反応しか示せないと言うのは、
やはり狭量な気がします。そして、怒りは人を狭量にします。
ともかく、おせっかいだったようで、後はHoriuchiさんの
やりたいようにやってください。

ただ、ひとつ忘れて欲しくないことがあります。
それはこのMLのことです。堀内さん自身このMLを楽しまれて
いるように、私も発言は多くないですが、楽しんでいます。
私はMLを環境社会学で言うところのコモンズと思っています。
#コモンズ:入会地、共有地

メタファ的には、山間地の湖とでも言うところでしょうか。
あるとき、誰かがこの湖を見つけ、そこにたどり着くための
道を作った。それから、多くの人がその道を利用して、この
MLに住み着いた、とでも。

Horiuchiさんの主張は、それが重要で大切なものであることに
支えられていると思います。しかし、これは私の考える悪しき
方法論と同じ事をしているように思います。早急に、かつ
特定の文脈に適用した時のことを考慮しないということです。

Horiuchiさんが力を入れて批判すればするほど、自分が
拒否反応を示すように感じます。それは、Horiuchiさんに
とって大切なのは自身の抱かれていることであって、XPでも
このMLではないことが見えてくるからのように思います。

重要で大切なものであればあるほど、短期決戦は避け、
時間をかけて築き上げる必要があるのではないでしょうか。

以上です。

-- 長谷川(hasegawa@....jp)