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Date:  Fri, 18 Jan 2002 08:33:30 +0900
From:  HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com>
Subject:  [XP-jp:03022] Re: 生産量	 (was CMM と  XP)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200201172333.IAA23610@....jp>
In-Reply-To:  <200201171749.DGI78179.BUZYLBBN_J@....jp>
References:  <200201171749.DGI78179.BUZYLBBN_J@....jp>
X-Mail-Count: 03022

濱井です。
2002/01/17 17:49:42 +0900にkaz_miyata@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。

>「売上」をソフトウェアの生産量を計る為の基準にしたとしても、それは
>「規模」を計った事にしかならないと思います。理由は、ソフトウェアの
>「見積」にあります。「売上」の元となるのは、「見積」ですよね。
>(少なくとも)現在のソフトウェア開発では「見積」を算出する基準は
>ソフトウェアの「規模」ですよね?人月や行数をベースにしようとFP法
>であろうとソフトウェアの(予測される)「規模」が基準になりますね。

それは、[XP-jp:02577]でもふれているように悪しき慣習にすぎません。
そうしなければならないというルールがあるわけでもありませんし、
パッケージソフトでは、全く当てはまりません。

実際、顧客にとって、ソフトウェアの規模がふえること自体のメリットは全く
無く、規模がふえたからといって多く金を払うべき理由は存在しません。


>という事は、結局「売上」を基準に計ったとしても、それはソフトウェア
>の規模を計ったことになると思います。

売り上げが規模に対応するような契約をすれば、売り上げは規模に対応する
という一種のトートロジーです。