Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Mon, 22 Oct 2001 11:12:27 +0900
From:  hamai@....jp
Subject:  [XP-jp:02691] Re: ソフトウェアと見積もり (was XP 	と Taylorism)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200110220212.LAA23378@....jp>
In-Reply-To:  <13C158844019BAfumiaki_watagami@....jp>
References:  <13C158844019BAfumiaki_watagami@....jp>
X-Mail-Count: 02691

濱井です。
2001/10/19 18:55:57 +0900にfumiaki_watagami@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。

>>見積もりの精度を高めようとすれば、既存のソフトウェアとの差異を
>>小さくせねばならず、それは開発するソフトウェアの価値を下げる
>>ことになりがちです。開発するソフトウェアの価値を高めようとすれば、
>>既存のソフトウェアとの差異を大きくせねばならず、見積もりの精度を
>>下げることになります。
>>
>>ソフトウェア開発の見積もりの精度は、開発するソフトウェアの価値と
>>両立しないということです。
>
>ウォーターフォールの慣習から、見積をプロジェクトの開始時にしか
>実施できなければ、確かに仰る通り。

プロジェクト全体をプロジェクトの早期に高い精度で見積もれないと
意味がないのですが。
プロジェクトが進行するにつれ見積もりの精度が上昇するのは、実績が
増え、見積もるべき分が減少するのでウォーターフォールでもXPでも
当然のことです。

プロジェクト全体の見積もりの精度だけなら、要求仕様を最初に
決定してしまうウォーターフォールの方がXPより有利でさえあります。

XPは、見積もりの精度を高めることを狙った手法ではなく、不正確な
見積もりでもプロジェクトが破綻しないことを狙った手法だと私は
認識しています。