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Date:  Tue, 9 Oct 2001 23:35:31 +0900
From:  "Katsuya Higuchi" <bugbear@....nu>
Subject:  [XP-jp:02592] Re: 俺式 XP
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <002101c150cf$a9248600$4687140a@....nu>
References:  <20011009133443W.hiranabe@....jp>
X-Mail-Count: 02592

樋口です。

そういえば、せっかくだからこういう提案書も「共有」できるといいかもしれません
ね。
これコピーして渡せばオッケーよみたいな。

ところで、XP の本に「ドキュメントを書くな」と書かれていて、
「おや?」と思ったことがあります。
「そんなことソース読んだら書いてあるってば」級のドキュメントを
延々と書いて結局二重化させるのは無駄以外の何物でもないとは思っていますが、
全体を見渡すための概観用の文書とか、
言葉の意味を書いた文書とか、
知識の共有のための文書は必要なんじゃないかと思うのです。
たとえば誰かがちょっとの間休んでしまったり、
助っ人が後から必要になったりしたときなんかに、
そのつど口頭説明をしているのでは大変ですよね。

毎回毎回説明会を開いて長々と口頭で説明しているのを見ていると、
どうしてこれをそのまま文書化しないのかなぁと思ってしまいます。
(ある程度文書を作っていても、まだ口頭で説明が必要ということは、
文書に完全に落とされていないということですよね?)

ただ、よく思うことは、せっかく書いたこういう文書を読みたがらない人が意外と多
いということですね。
(FAQ やマニュアルを読まない人のいかに多いことか…。
もちろん読みにくくて仕方のない FAQ やマニュアルも山ほどありますが。)
しかもたいていそういう人が、あまり役に立たない文書を要求したり、書いたりして
いるような気が。
そういう人を見ていると、
本当に大事な文書って何かとか、
どういう文書を書けばみんなに理解してもらえるか
という基本的な訓練ができていないような気がします。
そういう人が書くコードは…あまり見たくないですね。
(コードだけはなぜかきれいというのもよくあるのですが、母国語が機械語なので
しょうか?)

// 樋口 勝也
// bugbear@....nu

----- Original Message -----
From: "Kenji Hiranabe" <hiranabe@....jp>
To: <extremeprogramming-jp@....jp>
Sent: Tuesday, October 09, 2001 1:34 PM
Subject: [XP-jp:02589] 俺式 XP


> 平鍋です.
>
> おもしろい記事を紹介します.
> 山根さんの,「俺式XP」です.
>
> http://www.ne.jp/asahi/e/yamane/software/engineering/xp/
>
> 以上
>