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Date:  Tue, 04 Sep 2001 20:56:24 +0900
From:  Akira Sato <falcon@....jp>
Subject:  [XP-jp:02489] Re: 変更コストの変化 (was オブ
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200109041156.AA00864@....jp>
In-Reply-To:  <200109040939.SAA08374@....jp>
References:  <200109040939.SAA08374@....jp>
X-Mail-Count: 02489

あきら@ブリッジ・メタウエアです。

hamai@....jp wrote:
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>>>変更は欠陥の修正と同様、以下のようなプロセスを経ると
>>>考えられます。
>>>
>>>(1)'変更の必要性の認識
>>>(2)'変更箇所の特定
>>>(3)'変更
>>>
>>>必要性を認識しにくい変更ほど後まで残り、(1)'のコストが急激に
>>>増大するように思います。
>>
>>変更は要求が元になるので、(1)のコストが増大する、
>>ということは起こらないように思います。
>>変更の場合はやはり(2),(3)のコストが大半ではないでしょうか。
>
>「要求」するのは、ユーザのはずです。ユーザが変更を要求するのは、
>変更の必要性を認識した場合のはずです。おっしゃっているケースは、
>(1)'のコストをユーザが負担するケースになります。

そうですね。(1)の担当はユーザになりますね。
実は(1)'のコストっていう部分が上手くイメージできていません。
ユーザが使っていく上で自然発生的に生じるものという感じです。

時間経過とともにコストが増大するのは、
・ユーザニーズが明確になってきて要求件数が増える
・変更に対する影響範囲が広くなっている
・扱う対象が大きく複雑になっている
等の原因が大きいと考えます。

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佐藤 聡 - Verba volant, scripta manent.