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Date:  Tue, 4 Sep 2001 17:08:36 +0900
From:  hamai@....jp
Subject:  [XP-jp:02482] Re: 変更コストの変化 (was 	オブジェクト指向シンポジウウムの資料 )
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200109040808.RAA06164@....jp>
In-Reply-To:  <200109040504.AA00861@....jp>
References:  <200109040504.AA00861@....jp>
X-Mail-Count: 02482

濱井です。
2001/09/04 14:04:18 +0900にfalcon@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。

>>>>早めにバグを摘出すればするほど後になって摘出されるバグは
>>>>少なくなるのでそのソフトに対して不慣れとなり、いざバグが
>>>>見つかった時の修正コストは増大するため、無理をして早めに
>>>>バグを摘出しても効果が薄いことになります。
>>>
>>>欠陥だらけのソフトウエア(その他製品全般)を使うことによる
>>>ユーザ側の損失、という観点が欠けているように感じます。
>>
>>すみません。修正コストの話に絞って、「ユーザ側の損失」といった
>>話は棚上げにしています。
>
>コスト=単純工数、という話ですか。それであれば、
>欠陥を放っておけばおくだけ修正コストが減る、というのは
>当たり前のように思います。最後まで直さなければコストは0です(^^;

はあ?リリース後に残る欠陥を減らしても、減らした欠陥ほどには、
残った欠陥の修正コストは減らないと言っているだけですが。
リリース後に残る欠陥を減らすなとか言っているわけではありません。


>もっとも大切なのはユーザにとってのビジネス価値と考えますので、
>それを棚上げしての議論はあまり意味が無いようにも感じます。

コストを無視しての議論も意味がないと思います。
コストについて間違った常識が蔓延しているように思えたので、
とりあえず、コストについてだけ話をしただけです。

# 自分が変わり者であることは否定しませんが、「リリース後の
# 欠陥が多くてもいい」と思うほどではありません。
# ましてや、そんなことを公言するほどこわれてはいないつもりです。