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Date:  Tue, 04 Sep 2001 15:05:11 +0900
From:  吉原日出彦 (hidehiko yoshihara) <hyoshihara@....jp>
Subject:  [XP-jp:02479] Re: 変更コストの変化 (was  オブ
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200109040606.PAA23942@....jp>
In-Reply-To:  <200109040535.OAA02109@....jp>
References:  <20010904102911.30380cf0.01340@....jp> <200109040535.OAA02109@....jp>
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こんにちは、吉原です。
 
> 「現実のソフトウェアにいくつもの欠陥がリリース後残っているのは
> なぜか?」ということを考えて欲しいのですが。
> 
> リリース後欠陥が見つかれば。
> 
> ・欠陥の修正
> ・欠陥の広報
> ・欠陥の問い合わせへの対応
> ・製品やベンダーに対する評価の低下
> 
> といったコストを支払わなければなりません。これらのコストは
> リリース後に残っている欠陥が少なければ少ないほど、少なくなる
> わけです。この点からだけでも、リリース前に欠陥を修正すれば
> 修正するほどいいはずです。
> ところが、現実のソフトウェアにはいくつもの欠陥がリリース後
> 残っています。これは、リリース前に欠陥を修正することが、
> 残っている欠陥が少なくなれば少なくなるほど困難になり、
> 修正のためのコストが増大するからです。

リリース前の修正についても時間と共にコストが増大するため、
その欠陥を黙認する方がよいと言われているのでしょうか。

少なくともリリース前に発見された欠陥については、
修正を行うものだと思っていましたが・・・。


NSW
吉原 日出彦