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Date:  Thu, 30 Aug 2001 15:03:54 +0900
From:  "小島@福井コンピュータ" <f_kojima@....jp>
Subject:  [XP-jp:02402] Re: バグ・パターン
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <009a01c13119$8cb0e070$110310ac@GKOJIMAFUJIO>
References:  <200108291807.DAA26000@....jp> <20010830131540Z.hiranabe@....jp>
X-Mail-Count: 02402

小島@福井コンピュータです.

・スタブ デバッグ
原因箇所の特定の為に,原因になっていそうなソース コードをすっぱりコメント ア
ウト
(又はスタブに取り替えて) してテストし,確かに其処が原因であることを確認す
る.

・比較デバッグ
バグが出る前のソース コードとひたすら見比べる.


・休憩 (アンチパターン)
現象: バグの原因がどうしても見付けられない.
原因: ソース コードに対する先入観によりバグの原因に気付くことが出来ない.
対策: 休憩して気分を変える.全然関係ない他のことをやる.いっそのこと帰宅す
る.

・無力 (アンチパターン)
現象: バグのある箇所が判っているのに直せない.対症療法で対処せざるを得な
い.
原因: 他の人 (又は他社: 特にマイクロソフト) の作ったライブラリの方に原因が
あるのだが,
力が及ばず対処してもらえない.又は,バグと認めてくれず,「仕様です」と言い
張っている.
対策: 力のある人 (作成者の上司等) に頼んで圧力を掛けてもらう.無理なら,そ
のライブラリ
とはなるべく早いうちに手を切る.

・迫り来る納期 (アンチパターン)
現象: バグはないはずだ.
原因: 納期が迫っていてテストをやる暇がない.
対策: 無茶だ.仕様を削ってもらうか納期を延ばしてもらうよう泣いて頼んでデ
バッグを
優先しなさい.


と云うのを思い付きました・・・