Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  30 Aug 2001 14:12:35 +0900
From:  UEHARA Junji <uehara@....jp>
Subject:  [XP-jp:02401] Re: バグ・パターン
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <uk7zmxha4.fsf@....jp>
In-Reply-To:  <20010830131540Z.hiranabe@....jp> (Kenji Hiranabe's message of "Thu, 30 Aug 2001 13:15:40 +0900")
References:  <200108291807.DAA26000@....jp> <20010830131540Z.hiranabe@....jp>
X-Mail-Count: 02401

上原です。
デバッグテクニックについて、興味深いです。
#あるある..って感じです。

Kenji Hiranabe <hiranabe@....jp> writes:
> パターンにはならないかもしれませんが,私が思い付くデバッグテ
> クニックを列挙してみます.

蛇足ですがちょっと続けさせてください。

アルキメデス型デバッグ:

  入浴中に理由を思いつく。できれば街中に走り出した方が良い。
  (歩きながらというパターンもあります)

ミニマライゼーション型デバッグ:

  事象を再現させる形で、不要なコードを削ぎ落としていく。
  (この場合の原因は、配列の領域外書き込みとかダングリングポインタへの
   書き込みとかのメモリ関係である場合が多いです。)

長いす名探偵型デバッグ:

  遠隔地の運用環境などで「3日走らせると落ちる」ような場合、とにかくロ
  グに情報を吐かせるようにして落ちるまで走らせ、ログをもらい、何が起き
  ているかを(暖炉の前とかに座って)推理する。(*繰り返す)


私はスポーツでは根性を身につけられませんでしたが、
デバッグを通じて、あきらめぬこと、そして絶対にあきらめぬこと、
が大事だと学びました..。

--
§NTTS○FT 技術開発部エレクトロニックコマース技術センター 上原 潤二 §
PGP Key fingerprint = B7 C0 CB 1F 1C 88 69 2A  25 36 8A EE 93 A3 61 72