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Date:  Thu, 02 Aug 2001 23:10:53 +0900
From:  Hiroyuki Shimada <shimaden@....jp>
Subject:  [XP-jp:02310] Re: JUnit: Java World 9 月号
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20010802230408.B3DD.SHIMADEN@....jp>
In-Reply-To:  <200108010045.AA00577@....jp>
References:  <20010729163022.6DC4.SHIMADEN@....jp> <200108010045.AA00577@....jp>
X-Mail-Count: 02310

 こんにちは。島田です。

On Wed, 01 Aug 2001 09:45:32 +0900
Takashi Abe <abetaka@....jp> wrote:

>  まだリファクタリングには詳しくないんですが、DLLとして使うなら
> クラスじゃなくて単機能の関数呼び出しになりますよね?そういう場合って
> リファクタリングのどの辺が役立つんでしょう?
> 
> #なんとなくリファクタリングってクラス構成の再構築ってイメージが強い
> ので・・・

 「リファクタリング」本にあるようなケースそのままというのはほとんどない
と思います。DLL にするには、まず引数に VB 独自のコントロールを渡すことが
できないという制約があります。だから、そこを何とかしないといけません。
 UML でいう問題領域とコンピュータ領域という切り分け方が考えられます。す
ると、VB 独自のコントロールをじかにやり取りしなくて済むようになります。
 コンピュータ領域にもいくつかあって、DB アクセス、COM アクセス、UI、ファ
イル I/O といったものも、ひとつの関数で複数の領域がベタにコーディングさ
れていたら、それぞれ分けて関数を通してのみアクセスするようにするとすっき
りします(DB なら DB アクセス用関数を作り、それのみを用いてしか DB にア
クセスしないなど)。
 こうしておくと、バグがあったときに突き止めやすいし、機能も単純化されて
わかりやすくなると思います。
 で、まず VB レベルでそのようにリファクタリングしていき、すっきりしたと
ころで DLL に落とすと楽になるかなと思ったわけです。


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Mail: shimaden@....jp
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島田博幸
Hiroyuki Shimada
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