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Date:  Tue, 24 Jul 2001 17:46:54 +0900
From:  kawasaki@....jp
Subject:  [XP-jp:02247] Re: IT Pro の記事
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20010724174654kawasaki@....jp>
In-Reply-To:  <02ff01c113e8$0aa9b8c0$3701a8c0@FIRO>
References:  <02ff01c113e8$0aa9b8c0$3701a8c0@FIRO>
X-Mail-Count: 02247

川崎です。
2001/07/24 11:26:27 +0900に"Hirohide Yazaki" <firo@....jp>さんに頂いた
「[XP-jp:02246] Re: IT Pro の記事」への返事です。

firo>ソフトウエア開発は、まだ試行錯誤の段階にあるということ
firo>なのでしょうね。

ソフトウェアだけでなく、効率的なチーム作業というのがまだ見直されている
のだと思います。
以前テレビで、効率的な作業を行うためにフロアーを見直したという企業が
あったのですが、チームと個人作業を考慮したレイアウトだと感心しました。

イメージ的には、部屋の隅に個人の机があり、壁に向かって一人で作業できるようになっている。
また、チーム自身は個室になっており、隔離されている。
部屋の真ん中には、簡単な打ち合わせができるような机があるという感じ。

-+---壁-----+-
 | □  □ |
 |  ●    |
 | □    □ |
-+---壁-----+-

firo>プログラミング(あるいは分析や設計も)は基本的には個人で
firo>やる作業であり(だって、考えるって個人的な行為だもの(?))、会議や
firo>打ち合わせで、決めることを決めた後はさっさと個人にとって最も
firo>よい環境にひっこんで作業をやることが一番生産性がよい、、、、
firo>というような考えがあったのではないでしょうか?

個人環境の充実により、共有スペース(ミーティングルーム)というのが、
減ってきており、事前に予約が必要など不便さが出てきました。
それもあって、コミュニケーションがメールなどになってきたこともあります。
そのため「決めることを決めた後」というのにギャップが生じているのかな?

firo>XPはそれは違うよね!というアンチテーゼだと思うのですが、「対話」
firo>というキーワードにも見られるように、個人が自分の世界に引きこもる
firo>のではなく、スキルのある個人によるチームワークで生産性を高めよう
firo>としているのだと思います。じゃあ、個人よりもチームを尊重しているか
firo>というと私はそうではなく、XPにおいては、スキルのある個人がチーム
firo>で作業する、という点で、個人にもチームにも重点を置いていると思うの
firo>ですがいかがでしょうか?

サッカーや野球などもそうですよね。個人の役割と責任分担とチームの目的が
明確になっており、個人を尊重しながら、チームの目的を達成する。

firo>#コバーン氏は、次の著書で、ソフトウエア開発をチームによるロッククラ
firo>イミングにたとえています。ロッククライマーは個人としてもスキルを持ち、
firo>かつ日々トレーニングをしていなければならないと同時に、実際のレース
firo>では、皆が協力して頂上を目指す、というような話です。

ロッククライミングをよく理解していませんが、何となくわかります。
是非読んでみたいですね。翻訳されたら(^^;

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 川崎 寿之(Toshiyuki KAWASAKI)       E-Mail:kawasaki@....jp