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Date:  Mon, 2 Jul 2001 19:41:39 +0900
From:  "hasegawa" <hasegawa@....jp>
Subject:  [XP-jp:02071] Re: ObjectDay2001 ... XP related sessions
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <038801c102e3$9d3b5e70$640aa8c0@g6x400m>
References:  <006501c102ac$ed751bb0$640aa8c0@g6x400m><200107021457.FCC29658.BIJH@....jp><00fd01c102c2$be5643c0$640aa8c0@g6x400m><200107021702.DEJ30338.JHBI@....jp><028b01c102d4$acd86670$640aa8c0@g6x400m> <200107021834.CBB22267.JHBI@....jp>
X-Mail-Count: 02071

長谷川@テクノポートです。

----- Original Message ----- 
From: "Yasuo Higa" <higa@....jp>
Sent: Monday, July 02, 2001 6:34 PM

> > 「私にとって、プロジェクトが成功することが大事であり、
> > 完全なXPを実行することにはこだわってません」と考えられている方も、
> > ずいぶんいらっしゃると思います。
> > ただ、そうすると「XPのやり方」を選択することによって、
> > 「プロジェクトが成功する」かをどのように判断されているんでしょうか?
> 
> 顧客にとって価値のあるものを提供できたこと。

そうですね、XPでは顧客に対する特別なカップリングが行われていますね。
この辺りは、XPを特徴付けるもののひとつですね。
#でも、RUPでもこの辺りは確か...。

> > また、別にXPでなくともよかったのでしょうか?
> 
> 別にXPでなくても良かったのですが、私の目には、
> XPでプロジェクトを進めることが最もうまく行くように
> 思えました。

直感ですね。
私の場合も、XPにひきつけられる核となっているのは、
やはり直感です。

> > 何が、XPの選択材料となっているんでしょうか?
> 
> 今のプロジェクトに現実に適用できること。
> > 
> > 私はXPをやらずに、有効性を判断するという、どうもいただけない
> > 位置にいるもので、人の足を引っ張ってしまいがちです。
> > どうか、ご容赦を。
> > 
> いただけないですね。(^^;
> 先ずはできる範囲から実践してみることです。

ここでは、私のようなものでも寛容にも受け入れて下さるので、
ついつい甘えて、意見を言わさせてもらっています(^^;。

ただ、もうしばらくは(いつになるかわかりませんが)、
XPを実践することはないと思っています。
パターンを専攻していて、それだけでもアップアップしています(^^。
#うう、まだパターンランゲージが完成しない...。

といっても、現実にはソフトウェアの開発に従事しており、
その現場で日々パターンに取り組んでると自分では思っています。
パターンは何々方法論のようには、領域が余り限定されないので、
さまざまな思考とトライを重ねられるので、楽しんでいます。
#多面的というか、多重的に構造化しないと解決にはならないと
#直感的に感じるところがあるのかもしれません。

アプローチは違いますが、私なりにできる範囲で実践しています。
見方は違いますが、同じものを見ているという感覚はあります。
そういう意味で、XPを実際に実践している人とは違った見方ができ、
そういう発言もまた、意味があるように考えています。

私なりに、足を引っ張らないよう気をつけているのですが、
ついつい踏み外してしまうことがあるようです。

-- 長谷川(hasegawa@....jp)