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Date:  Mon, 2 Jul 2001 17:02:43 +0900
From:  Yasuo Higa <higa@....jp>
Subject:  [XP-jp:02063] Re: ObjectDay2001 ... XP related sessions
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200107021702.DEJ30338.JHBI@....jp>
In-Reply-To:  <00fd01c102c2$be5643c0$640aa8c0@g6x400m>
References:  <20010622094730V.hiranabe@....jp>	<006501c102ac$ed751bb0$640aa8c0@g6x400m>	<200107021457.FCC29658.BIJH@....jp>	<00fd01c102c2$be5643c0$640aa8c0@g6x400m>
X-Mail-Count: 02063

<00fd01c102c2$be5643c0$640aa8c0@g6x400m> の、
   "[XP-jp:02058] Re: ObjectDay2001 ... XP related sessions" において、
   ""hasegawa" <hasegawa@....jp>"さんは書きました:

ひがです。

> 長谷川@テクノポートです。
> 
> > ひがです。
> > 
> > > 長谷川@テクノポートです。
> > > 
> > > ひとつ疑問に思ったのは、Fowlerさんが50人規模のプロジェクトでXPを
> > > 運用していると言ったことでしょうか。もし、本当に50人の人がいるなら、
> > > やはりそれは10人から構成されるXPプロジェクトとは、構造も質も違って
> > > いると思いました。いくらできる人でも、10人から20人規模までが、仕様、
> > > 設計、実装を把握できる限界だと思います。50人規模だと半分以上が、
> > > 推論で考えなければなりません(ひとつの根拠に過ぎませんが)。
> > > 
> > うちのプロジェクトでは、MAX 25人いましたが、
> > 10名以下のチームに分割して、プロジェクトを進めました。
> > チーム同士のコミュニケーションは、週1の全体ミーティングで取る
> > ようにしました。
> > 
> > 規模がある程度大きくなっても、工夫次第で
> > いけるのではないでしょうか。
> 
> いつも、舌足らずですみません。
> 
> 私が考えたのは、あくまで10名のプロジェクトにある構造と質が、
> 50名のプロジェクトにも、保存されているかどうかです。
> 
> 従って、ひがさんの場合では、たとえば8人(A)、8人(B)、9人(C)の
> 3つのチームに分割されたとします。もし、この状態でいつでも別のチームの
> 人が、異なるチームのメンバーと交代して、何の支障もなければ、
> 私の言うスケールの影響は、受けないといえるかと思います。
> つまり、この場合は、ひがさんが正しいと思います。
> 私の考え方は、スケールの制約を受けるという考え方ですので。
> 
実際に試したわけではありませんが、イテレーションの途中でなければ、
異なるチームのメンバーと交代しても、大丈夫でしょう。
それは、チーム間のコミュニケーションがうまくいっているからという
わけではなく、プロジェクトが同じアーキテクチャを共有しているためです。
長谷川さんのおっしゃっている10名のプロジェクトにある構造と質が、
25名のプロジェクトに保存されているかというと、たぶん、Noでしょう。
私にとって、プロジェクトが成功することが大事であり、
完全なXPを実行することにはこだわってません。
> 
> 形式的にXPの形をしているからといって、それが果たしてXPなのだろうか
> とも思うわけです。あくまで個人的な意向なのですが、できれば事例を
> 出す場合には、表面的なことではなく、それぞれの行為、意思決定などに
> おいて、どういう影響を与えるかを聞いてみたいと思っています。
> 
形式的なXPというわけではなく、規模がある程度大きいなりのXPも
あっても良いのではないでしょうか。
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Yasuo Higa <higa@....jp>
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