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Date:  Thu, 27 Apr 2000 10:44:06 +0900
From:  Yutaka Kamite <y-kamite@....jp>
Subject:  [XP-jp:00273] XP Chapter19 Adopting XP
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <39079C1A262.DFDBY-KAMITE@....jp>
Posted:  Thu, 27 Apr 2000 10:47:06 +0900
X-Mail-Count: 00273

上手@データ通信システムです。

第19章 Adopting XP の要約です。
コメントお願いいたします。
最後に感想があります。

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Chapter 19 Adopting XP
XPを採用する

1 最悪の問題を取り上げる
2 それをXP流に解決する
3 それがもう最悪の問題でなくなったら、(1,2を)繰り返す。

最初にやるのが明らかなのはtesting,Plannnig gameだろう。
多くのプロジェクトは品質問題と、ビジネスと開発の力関係に悩まされている。
2番目のXPの本、Extreme Programming Applied:Playing to Win(2000年冬に
出版予定)(#勝利の方程式 なんてタイトルがいいかも)では、この2つの
トピックを扱う。

このアプローチの利点
・非常にシンプル
・一度に一つのプラクティスを学ぶのでよくわかる
・今一番緊急の問題に対処しているので、変更に対する自分の動機も沢山ある
し、自分の努力に対して、ポジティブなフィードバックを即座に得られる。

今一番緊急の問題を解決することで”XPはお仕着せだ”(one size fits all.)
という反対意見にも対応できる。各プラクティス採用する時に、状況に合わせ
れば良い。

物理環境の重要性を過小評価するな。私はいつもドライバーとレンチで始める。
もう2つの(前提)プロセスを追加する。

−1. 什器(furniture)を再配置して、ペアプログラミングができるように、
顧客も一緒に座れるようにする。
 0・スナックフードを買う。

<感想>
この章から、第3部「Implement XP(XPの実行)」に入ります。
本文166ページ中、19章終了で124ページですので、ゴールが見えて来ました。

2番目の本が進行中とのことで楽しみです。
one size fits all.は、「お仕着せ」としましたが、これで良いでしょうか?
最後の設備関係の話は、第14章「Facilities Strategy」で述べている内容です。

(以上)