Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Mon, 17 Apr 2000 13:03:23 +0900
From:  firo <firo@....jp>
Subject:  [XP-jp:00218] Re: XP Chapter7 Four Values 	の解説
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <00Apr17.130335jst.115202@....jp>
References:  <000e01bfa538$40e34110$79792fc0@....jp>
Posted:  Mon, 17 Apr 2000 13:03:34 +0900
X-Mail-Count: 00218

矢崎です。リプライありがとうございます。

石井 勝 さんwrote:

> 石井です.
> Simplicityについてですが,
>
> > 2.柔軟性を考慮しなくても、後からそれが必要になったときに、
> >   Refactoringなどを行って柔軟性を確保することができるように
> >   なる。よって、Simplicityとは、必要になるまでは柔軟性を考慮
> >   しない(それが必要になったらする)。
>
> 僕はXPを調べたときこっちだという印象を受けました.
> というか,柔軟性という単語にひっかかるのですが,現在の仕様
> (テスト)に対してもっとも簡単なものであればよい,ということでしょう.
> 現在の仕様がMVCを求めるものであればそうするでしょうし,求めない
> ならMVCを使うのはoverkillということではないでしょうか?
>
> Simplicityについては,柔軟性うんぬんより Communication
> とOnce and Only Once が基本だと思います(XP本のP109).
> この2点については,Kent Beckの"Best Practice Patterns"
> でも強調されています.
>

109ページには、次のようにまとめられていますね。
Simplestとは、、、
1.システム(コードとテストの両方)が、あなたがコミュニケ-トしたい全て
  のことをコミュニケートしなければならない。
2.コードの重複を含んではならない
#1と2をあわせて、Once and Only Once ruleと呼ぶ。
3.可能な範囲で少ないクラスであること。
4.可能な範囲で少ないメソッドであること。

3、4については**ちょい疑問**ですが(解釈まちがってます?)、1、2に
ついてはAgreeですね。私としては、(もちろん1も絶対なのですが)2につ
いてはSimplestの設計上の絶対条件としてとらえたい気がします。

#つまりは、重複のあるコードはSimpleではない。。。。。


--
矢崎博英  firo@....jp