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Date:  Sat, 28 Apr 2001 01:25:55 +0900
From:  渋川よしき <shibu@....jp>
Subject:  [XP-jp:01856] Re: Kent Beck Seminar report
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <3AE99D93.CAD73B77@....jp>
References:  <012801c0cd71$8c01a350$3701a8c0@FIRO> <200104270144.AA00507@....jp>
X-Mail-Count: 01856

渋川@東工大です。平沢さん、はじめまして。

> >*RADとXPの違いは、という質問に対して
> > RADはその日ぐらし、っぽい。作ったらおしまい、みたいな。
> > XPはもう少し慎重で、持続を考えている。
> > スパイラルは所詮ウォータフォールを短くしたもの、とも言ってました。
> 
> 上の表現がちょっと気になりました。
> 
> RADもスパイラルもウォーターフォールもぜんぜんだめ、
> ということのようですね。

 ウォーターフォール&スパイラルとXPの違いに関しては、
「XPは、設計やら実装やらのフェーズをミキサーでかき回したようなものだ」という説明
があったと思います。実装、設計も含めて何か変更したい点が見つかったときに即座に対
応できる体制を重視するXPからすればスパイラルもウォーターフォールも形式的すぎる、
ということなのでしょう。

> 私は、ウォーターフォールだって、確かに悪いところはありますが、
> それなりに良いところもあると思っています。
>	:
>	:
> 大事なことではないでしょうか。
> (もちろん、「基本設計で終わり」ではなく、実装するべきだと思いますが。)

 もちろん、修正する必要がない、設計、コーディングができるに越したことがないと思
いますが、この手戻り、というのが「必要な修正」であった場合、つまり「戻るべき」場
合に、開発スケジュールを全てを修正しないと対応がつけられないウォーターフォール型
は「Embrace Change」できませんよね。でも現実問題として、詳細な計画がなく、あるの
はタスクカードとその優先順位だけ、という感覚に組織が慣れるのは時間がかかりそうで
すね。

> そういう観点からすると、最初から2週間のイテレーションを回す
> という意味がよくわかりません。
> 「慎重で持続を考える」なら、最初はウォーターフォールっぽく
> 進めるべきではないでしょうか?

 新規プロジェクトで、経験があまりない分野(アーキティクチャも含めて)であれば設
計フェーズが長くなったり、外部設計に慎重になることはあると思います。ですが、XPが
インクリメンタル開発指向であり「常に動いているもの」を作り、改良を徹底的に重ねて
顧客のニーズにあったものにしていく、というのがあります。この2週間、というのは、
早いうちに、最低限の機能のある程度動いているモデルを作りたい、ということだと思い
ます。

 プラニングゲームのエクササイズは無線研究部の仲間と早速やってみました。参加人数
は6人で、お題は「炊飯器」です。
自動洗米、自動洗浄という基本的なのから始まって、かわいい声(声優?)で喋ってくれ
る、ピッコロ大魔王を封じ込められる、自分でコンセントを探す自走式電源ケーブルな
ど、ぶっ飛んだのがたくさん出て大いに盛り上がりました。勢い余って、XPで炊飯器を連
想するようになった人が何人か・・・
# ちょっとミスったかも。

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東京工業大学 電気電子工学科 3年
_/_/_/  しぶかわよしき    JA6HFA/1
_/  mailto: shibu@....jp / ja6hfa@....jp