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Date:  Thu, 28 Dec 2000 11:47:06 +0900
From:  Kaoru Hosokawa <khosokawa@....com>
Subject:  [XP-jp:01427] Re: リズム Was:Re:   テスティングフレームワークの   suite メソッド
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <B670D864.D5%khosokawa@....com>
In-Reply-To:  <3A46E912.FB621822@....jp>
Posted:  Thu, 28 Dec 2000 11:46:32 +0900
X-Mail-Count: 01427

ホソカワです。ちょっと遅いレスです。

On 00.12.25 03:28 PM, "Gunji Tsukuda" <tsukuda@....jp> wrote:

> 
> 佃です。

...

> TFPを実践しているみなさんはボトムアップで開発をしているので
> しょうか?
> このような悩みは私だけでしょうか?

確かに、トップダウンで作っていくと、通らないテストのスタックができていくでしょ
うね。でも、トップダウンにもなにかリズムがあるような気がします。

例えば、Wake氏のサンプルをトップダウンで書くとすると、

    public class Biblio {
        public Result getResult(Query query) { ... }
    }

のようなメソッドを私は考えます。TFPは、ここでメソッドの中身を書く前にテスト
を書きましょうと言っているので、テストを書きます。

    public void testGetEmptyResult() {
        Biblio emptyBiblio = new Biblio();
        Query emptyQuery = new Query();
        Result result = emptyBiblio.getResult(emptyQuery);
        assert(result.isEmpty());
    }

コンパイルが全然通らないので、一つ一つクラスを定義していきます。

    public class Biblio { ... }
    public class Query { ... }
    public class Result {
        public boolean isEmpty() { return false; }
    }

これでコンパイルが通り、テストも実行できます。私は、これで、one cycle が終わっ
たと思っています。この繰り返しがリズムを作り出すのではないでしょうか?

-- 
Kaoru Hosokawa
khosokawa@....com