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Date:  Thu, 6 Apr 2000 22:57:22 +0900
From:  Kaoru Hosokawa <khosokawa@....com>
Subject:  [XP-jp:00133] XPractices 2. Introduction
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <B512BEE0.CA5%khosokawa@....com>
Posted:  Thu, 06 Apr 2000 22:56:20 +0900
X-Mail-Count: 00133

ホソカワです。「Introduction」の訳です。

はじめに
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C3 プロジェクトチームは自発的に数多くの practices を採用した。すべてのチーム
メンバーは厳密にこれらの practices に従っている。「首尾一貫した方法で設計、
コーディングとテストを行うことは、チームがかなり統合されてチームメンバーがお
互いから期待されていることを十分把握している。」ということを我々は発見した。
ソフトウェアの品質がより一定に、そして、高いレベルで保たれている。

すべてのチームメンバーは、新人も、経験者も、practices に従うことを期待されて
いる。我々は、長い時間をかけてそれらを討論しないが、経験則から時々それらを修
正することはある。

我々は、人々がスタンダードに従うことを確実にするために、たくさんのチェックや
保証を実施しない。我々は、完全な自発的complianceを期待そして要求する。

この文書で、私は、我々のキーとなる重要な practices を説明する。いくつかの節
で、私は、読者が持っていると思われるいくつかの懸念を「反論(On the contrary)
」を最初に付けて披露する。それから、私は、懸念に対する返答をいくつかの箇条書
き項目で披露する。

全般的なコメント:我々は、これらの practices がうまくいかないのであれば、こ
れらを使っていない。C3 プロジェクトは、同じプログラムを書く初期の試みとの関
係にしても、チームメンバーの他のプロジェクトと比較しても、非常に成功したプロ
ジェクトである。読者は、いくつかの practices を意外に思ったり、また、疑わし
く思うかもしれない:実際は経験からいってうまくいく。我々は、改良に対してオー
プンであり、そして、我々は、開発者達が特定の状況において良い判断をすることを
期待している。

困っている時は、人を集めて、何をするべきかを決めましょう。

C3 チームのメンバーとして、これらの practices をやみくもにではなく、考えなが
ら従うことを期待されている。従うことのエキスパートになるにつれて、改良点を発
見するかもしれない。チームと話し合い、磨きをかける手伝いをして下さい。しかし、
たとえどんな practices でも、ひとりで無視(strike off)しないで、全員従うこ
とを同意した(ことを忘れないでいただきたい)。

-- 
Kaoru Hosokawa
khosokawa@....com