2003/04/08(火)

　PM4:00
　 XPアンギャ始動。

　とうとう待ちに待った、XPアンギャ活動開始の日を迎えました。
　明日の仙台に備え、特別講師平鍋と講師北野は福井から前日移動を行いました。
　福井の永和システムマネジメント本社をPM4:00に出発し、いざ伊達政宗のお膝元へ。

　永和システムマネジメントの社屋

　仙台へは、小松空港からANK311便で仙台空港へひとっ飛び。これで、276マイルをゲット。
　が、しかし、日本全国低気圧に覆われ、小松空港上空雷雨のため搭乗が遅れました。
　予定より４０分遅れで出発。悪天候のため飛行中大きく揺れる揺れる。
　 これほどの揺れは、３０回程度飛行機に搭乗している私（北野）でさえ今まで体験したこと無かったです。。

　仙台には、PM8:30に到着。ホテルへ直行。○△□というお店で牛タンステーキを食べました。

2003/04/09(水)

　AM11:00

　XPアンギャの準備のため早めに会場の仙台青年文化センターへ。会場はエッグホールという丸い会場。

　 無事、当日移動の講師天野が東京より仙台に到着。

　PM 1:00
　 XPアンギャ　in 仙台　開講。５０数名の多数の皆様がご参加されました。

　まず最初に、XPアンギャ in 仙台のホスト企業代表として東北リコー 豊島さんのご挨拶。緊張しているご様子。
　

　XPアンギャ特別講師の平鍋氏。やや緊張気味ながらも、いつもながらXPに関して熱弁を振るう。
　

　まず、仙台一発目。セミナー参加の皆さんにアンケート。。
　「ソフトウェア開発における不安はなんですか？？」
　・仕様が決まったことが無い
　・予期せぬ変更があったらどうしよう。。。
　・要員が突然居なくなったらどうしよう。。。
　・チームの進捗がつかめない。
　・周りの状況がつかめない。
　・見積もりより作業がオーバーしたらどうしよう。。。
　・予期せぬ機械停止が起こったらどうしよう。。。
　・効率の悪いプログラムを書いてしまったらどうしよう。。。
　・納期に遅れたらどうしよう。。。
　・異動されたらどうしよう。。。
　・人員削減にあったらどうしよう。。。

　XPがそれら不安を解消できる一つの方法となるかもしれません。XPセミナーを聞いてご判断ください。

　XPアンギャ１日目は、ほとんどが座学。講師陣は工夫を凝らし、セミナー参加者が眠たくならないよう集中が長続きするようにしていました。楽しかったですか？？
　

　セミナー途中では、このようなお絵かきも行いました。。。誰の似顔絵かわかりますか？？答えは一番最後。
　
　

　PM　5:00

　XPアンギャ１日目終了。
　終了間際の質疑応答の時間は、たくさんの質問をお受けしました。セミナーご参加の皆さん真剣に聞いて頂き有難うございます。
　参加者、講師陣お疲れ様でした。
　

　PM　6:00

　東北リコーさん・サイバーコムさん主催でXPアンギャ懇親会 in 仙台がTofuroで行われました。
　お酒の席で突っ込んだ話ができ楽しかったです。楽しい懇親会を開催してくれてありがとうございました。
　ここではXPのみならずソフトウェア開発、その他個人的な趣味の話までふかーい話が飛び交ってました。

　良い感じで酔ってるXPアンギャ講師の天野氏。
　
　

　懇親会の最後に皆さんで集合写真を撮りました。
　※左側の人達はダメだししている訳じゃありませんよ。。
　※右側の人達は筋肉を見せたい訳じゃありませんよ。。。
　なんでしょうか？？わかった人はオブジェクト倶楽部まで。
　（クリックで拡大します。）
　

　PM 9:30

　解散。二日目に備えて充電しました。。

2003/04/10(木)

　AM10:00

　XPアンギャ in 仙台 ２日目スタート。

　２日目の午前は、「計画ゲーム」。
　６チームに分かれ、チームに一人ずつ顧客を投入し、顧客の出したストーリーをタスクに分割し実装する、といった計画ゲームの疑似体験します。
　この「計画ゲーム」はチーム内のコミュニケーションが鍵。
　まず自己紹介を行いチーム作りをするチームや、自然にリーダー格が現れるチーム。なかなかリーダーが決まらないチームや、リーダーを特に決めないチームなどさまざま。
　最終的には顧客が満足のいくものができたものの、自分たちのチームの反省点を指摘するリーダーも居て、計画ゲームの感覚を身をもって掴んでいただけたかと思います。

　
　 顧客役の東北リコー小泉さんが開発者役の人とコミュニケーションをしている様子。
　顧客：「Jazzが聞きたい！！」
　開発者：「えっ？！Jazzですか？？う～ん。。。」

　
　お互いの自己紹介をしてチーム作りをしているチーム。
　「はじめまして！！」
　
　
　顧客が海外旅行に行きたいというストーリーを頭を抱えながらもタスクに分割しているチーム。
　開発者：「海外旅行行ったこと無いからわからないなぁ～。。」

　
　誰か：「誰かリーダーになる人？」　・・・沈黙が２分ほど・・・・

　
　東北リコーの豊島さんが顧客役となり、たくさんのストーリーを伝達している様子。
　顧客：「これと、これと、これと。。それと、これ。あと、これも。。。」
　開発者：「う～ん。けっこう要望が多いなぁ～」

　
　ハワイ産マカデミアナッツで癒されコミュニケーションが活発になったチーム。
　開発者：「彼女もですか？？」
　顧客：「できれば欲しいです。」
　開発者：「現地調達もできますが。。。」

　
　東北NSソリューションズの斉藤さんがリーダーとなり、タスク分割をすすめています。。
　リーダー：「みんな～。サインアップしましょ！」
　開発者A：「じゃぁ私は、これ！」

　
　ペアプロならぬペアドローで実装開始。
　開発者A：「じゃぁ私は、こんな感じで。」
　開発者B：「そうきましたか。。じゃぁこんな柄で。」

　PM1:00

　計画ゲームの総評ということで、各チームのリーダーと顧客に発表をしてもらいました。
　どのチームも顧客のストーリーをタスクに分割し、それを実装することが出来ました。

　実装したもの
　

　PM2:00

　TDDワークショップ。

　ここではペアを組んでTestDrivenDevelopmentを体験します。
　簡単なプログラムを２人でTDDで進めていくことで、ペアプログラミングとTDDの特徴などを分かってもらいます。
　
　時間があっという間に過ぎ、全てのプログラムは出来なかったものの、TDDの感覚はつかめてもらえたと思います。

　PM5:00

　XPアンギャ in 仙台が終了。
　参加者のみなさん、いろいろありがとうございました。
　アンギャとして初めての講義で、講義内容でいろいろな問題も見つかり聞き苦しい点、分かりづらかった点などあったかと思いますが、ご指摘いただきありがとうございました。指摘いただいたものにつきましては、今後のXPアンギャにフィードバックさせていただきます。今後ともXPアンギャをよろしくお願いします。

　PM6:30

　牛タン。仙台名物牛タンを「利久」という有名なお店でいただきました。
　
　なんとこのボリューム。日本よりも大きく盛られてます。（笑）
　それにこのキュウリ。たまりません。。
　やはり仙台は牛タンです。
　 インドネシア料理は食べてはいけません。絶対に。特に○×丘駅前では。

　PM9:30

　東北リコーの方ともここでお別れ。（涙）
　明日は仕事ですね。がんばりましょう。