Date:  Wed, 25 Nov 2009 18:35:19 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部: 2009-40号】
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                          No.305 2009/11/25

■ I N D E X
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┣【Topics】11月30日に「パターンライティングを学ぶ」会が開催されます
┣【Topics】「オブラブ2009忘年会」ライトニングトークス応募は11月27日まで!
┣【アジャイル】アジャイル・プラクティスの見つけ方 [10]
┃              〜気軽にイベントを開催してみる〜
┣【要件定義】プログラマにも役立つ要件定義の技術 [5]
┃            〜BABOKの紹介〜
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 11月30日に「パターンライティングを学ぶ」会が開催されます
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「パターンライティング」に挑戦してみよう!
「アレグザンダー祭り」でも話題のパターンの書き方を学ぼうという趣旨の勉
強会が11月30日(月)に開催されます。自分の成功体験をパターンにまとめてみ
ませんか?

まだ参加募集中ですので興味のある方は是非ご参加ください。
http://kokucheese.com/event/index/768/

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 「オブラブ2009忘年会」ライトニングトークス応募は11月27日まで!
  〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・ 

「オブラブ2009忘年会」のライトニングトークス応募受付は11月27日(金)が締
切となります。締切まであと3日!ご応募をお考えの方はお急ぎください!

ライトニングトークスへのご応募は、お申込みページからどうぞ!

●オブジェクト倶楽部2009忘年会
  日時:2009年12月18日(金) 19:30開始
  場所:ダーツバーBENOA(ベノア)上野店
  詳細およびお申込みはコチラから!
  → /event/2009winter/

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┣【アジャイル】アジャイル・プラクティスの見つけ方 [10]
┗              〜気軽にイベントを開催してみる〜

こんにちは。こんぴろです。このコラムもとうとう10回。始めてから1年経とう
としています。あれ?どこかで「こんぴろ」と言う名前を見たことがあります
よ。と声をかけてくださる事もあり、非常に励みになっております。ありがと
うございます。

ところでもう年末ですね。今年はクリスマスやお正月以外にもイベントが盛り
だくさんです。来週11月30日にはパターンライティングの勉強会[*1]が開催さ
れます。発起人はオブジェクト倶楽部でも活躍中の懸田です。私も月に1度、パ
ターンを書いていますが、実は書き方を学んだわけではありません。この機会
にきっちり学ぼうと思います。また、12月12日には昨年参加し、今年のオブラ
ブ夏イベントでHELP ME!をやるきっかけとなったイベントDevLOVE Fusion[*2]
が開催されます。こちらでHELP ME!をさせていただけることになりました。オ
ブラブ夏イベントで興味があったけれども、他のセッション聞いちゃった、と
いう方はぜひいらしてください。そしてその翌週12月18日にはいよいよオブラ
ブ忘年会[*3]があります。オブラブメンバーと共に1年をふりかえりましょう!

という感じで毎週のようにイベントがありますが、こういった大規模なイベン
トと異なり、こんぴろが企画から関わっている小規模なイベントも、年末には
いくつかあります。たとえばAgile本読部[*4]、デザイン指向WG[*5]、OSGi勉強
会(企画中)等、どれも小規模なイベントです。どのイベントも参加者が10人く
らいを想定しています。

小規模なイベントの開催は日時と場所を決めるくらいなので、そんなに難しく
ありません。企画から携わると参加者とはまるで違う意識で関わるので、より
深く学ぶ事ができます。なぜなら、企画側や発表者になると、テーマに対して
参加者よりも深く知っておこう、という気になるからです。また、企画側にな
ると、「この人の話はぜひ聞いてみたい」と思ったときに、呼ぶきっかけを作
る事もできるでしょう。

勉強会やワークショップなどのイベントは直接仕事のプロジェクトとは関係な
いかもしれませんが、参加したり、企画から得られた視点は仕事でも生かせる
事がとても多いです。イベントのことをチームに話せば、興味を持ってくれ、
得られた経験を共に仕事に生かすことができるでしょう。

今回はこれをパターンにしてみます。

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● プラクティス名
 「経験財産の共有化」

昨日参加したイベントの内容をチームに話そう。共感したり、興味を持った他
のメンバーを巻き込んで、次回は一緒に参加することで、チームでもより自分
たちにあった方法で仕事を進めることができるでしょう。

● 悪魔の囁き
「どうせあいつらはオレの参加したイベントに興味ないに決まってる!」

● 天使の言葉
「自分が経験できる時間は限られます。どこかのイベントに行った経験をチー
  ムの財産とすれば、自分たちをよりよい行動へと導く事ができるでしょう」

● こんな気分
「チームに話してみることで共感を得られた。これだったら自分の現場でも広
  める事ができそう。」

● バランスが肝心
新しい事を試すのは楽しいのです。しかし新しい事に注力しすぎて、本来やら
なければならなかった作業が漏れたり、他のチームなどに多大に迷惑をかける
るということはないように気をつけましょう。

実際は、チームで同じように作業をしようとしても、ワークショップで1回だけ
やった方法を同じようにやることはほぼ無理と言っても差し支えないでしょう。
なぜなら、講師の人は何十回、何百回と行ってきた中で身につけてきたスタイ
ルを教えてくださっている事が多いからです。ただ、面白そうなイベントの話
を聞いてワクワクするだけでも、仕事を楽しくやるきっかけにすることはでき
るのではないでしょうか?あなたもぜひイベントに参加したり、企画してみて
くださいね。(こんぴろ)

[*1] http://kokucheese.com/event/index/768/
[*2] http://www.machoup.jp/devlove2009/index.html
[*3] /event/2009winter/
[*4] http://groups.google.co.jp/group/agilebooks-reading
[*5] http://groups.google.co.jp/group/design-wg
(リンクを開くと「アダルトコンテンツに関する警告」と出ますが、中では真面
 目にデザイン思考を学んでいるデザイン指向な人たちのグループです)
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┣【要件定義】プログラマにも役立つ要件定義の技術 [5]
┗            〜BABOKの紹介〜

こんにちは、平田です。
これまで、実際の要件定義の現場でステークホルダとどのようにやり取りをし
て進めていくとよいかという点について、私自身の経験を元に書いてきました
が、今回は今注目されているBABOKというビジネスアナリシスの知識体系の紹
介をしたいと思います。
「ビジネスアナリシス」という言葉を聞くと、システム開発の現場にいるプロ
グラマには無関係じゃないかな?と感じる方もいるかもしれませんが、実際に
は「お客様にとって有用なシステムをどのように定義するか」という面に着目
した、現場よりの知識体系だと思っています。要件定義のツールボックスとし
て、一通り目を通しておくとよいでしょう。

● BABOKとは
BABOKとは "Business Analysis Body of Knowledge" の略で、ビジネスアナリ
シスの知識体系をまとめたものです。カナダに本部を置く、IIBAという非営利
団体が作成しています。BABOK2.0が今年リリースされ、近々その日本語訳も出
版されるという動きも出てきています。

● なぜBABOKに注目しているのか
まだ英語版しかない状態で、しっかり読み込むことはできていないのですが、
私がBABOKに注目した最大の理由は「ビジネスアナリシスはステークホルダー間
のリエゾンとして活動するための作業やテクニックを集めたもの」と定義され
ていることです。リエゾンとは、元々は発音についての用語[*1]ですが、ここ
では「橋渡し役」とか「つなぎ」というように理解すればよいと思います。
これまでの連載の中で主張してきたように、私はお客様(情報システムを必要と
している人)と開発者(情報システムをつくる人)が適切にコミュニケーションを
行うことが、システム開発における成功要因の大きなものであり、また困難を
伴うものだと認識しています。その部分に着目した考え方のひとつとしてBABOK
が手助けになるのではないかと考えています。

● BABOKで定義している7つの知識エリア
BABOKでは7つの知識エリアを定義しています。
・ビジネスアナリシスの計画とモニタリング
・引き出し
・要求のマネジメントとコミュニケーション
・エンタープライズアナリシス
・要求アナリシス
・ソリューションのアセスメントと妥当性確認
・基礎コンピテンシ
以上7つについて、実践すべきタスクが定義されており、それぞれのインプット
とアウトプットの関係などが記述されています。また、共通的に記述されたテ
クニックが34個定義されていて、それぞれの知識エリアのタスクの中で使用す
ることが推奨されています。

● BABOKとシステム開発の関係
BABOKはいわゆる「超上流」や「システム企画」段階の知識を取り扱ったものと
言えますが、実際にはシステム開発に関わる専門家が策定していることもあり、
かなり(広義の)実装を意識したものになっています。そのプロジェクトの状況
に応じて、「計画駆動型」と「変更駆動型」のどちらで進めていくか、それぞ
れのビジネスアナリシスのタスクについて、どのように進め方を変えていくか
などが記述されています。
BABOKの体系自体はなかなか大きなものですが、「本当に必要なシステムを提供
するために利用可能なツールボックス」くらいに認識で活用できればよいと私
は考えています。

IIBA日本支部は昨年の2008年12月に設立され、BABOKの日本での普及を目指して
活動を進めています。今年も12月23日に総会が開かれますので、興味がある方
は参加してみてはいかがでしょうか。(平田)

[*1] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%B3

● 過去の連載一覧
1) /ml-arch/magazine/291.html
2) /ml-arch/magazine/297.html
3) /ml-arch/magazine/303.html
4) /ml-arch/magazine/308.html
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

今週は「師走はホントに忙しい?」のホントのところ。
年末年始のお休み前に片付けなきゃいけない仕事が山積みなのに、忘年会にク
リスマスに年越し準備にとアフターファイブも予定がぎっしり・・・と、12月
は本当にあわただしい月ですよね。でもふと思い返してみると、実は「師走」
という言葉の響きで忙しい気分になっているだけかも?!みなさまの今年の師
走は忙しそうでしょうか?

  師走ですよ?忙しいに決まってます!
     /special/kininaru/vote?vol=270&choice=0
  他の月よりは忙しい気がする・・・。
     /special/kininaru/vote?vol=270&choice=1
  そう言われれば実は他の月と変わらないかも。
     /special/kininaru/vote?vol=270&choice=2
  他の月よりむしろのんびり。
     /special/kininaru/vote?vol=270&choice=3
  それは秘密です。
     /special/kininaru/vote?vol=270&choice=4
  ちょっと語らせて!
     詳細をこのメールに返信ください!!

アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「今年の帰省の交通手段は?」の結果は公開中。ぜひご覧下さい。
⇒/special/kininaru/vol269/PlonePopoll_results2

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■
┗編集後記

こんにちは、編集人のナガタユウコです。各所で「寒い日が続きますのでご自
愛ください」などと言っておきながら、自分ががっつり体調を崩してしまいま
した・・・。熱で関節痛になるわ何も食べられなくなるわの大騒ぎで、治って
みれば3キロ痩せていました。やった!・・・じゃない>< みなさまも本当に
ご自愛くださいませ。

オブジェクト倶楽部カレンダーの12月分の電子データを公開します。
12月は「予言!?2009年は多分こうなっている」です。2009年はどうなってい
るかを、2008年12月にオブラブスタッフが予言していました。さて、予言は当
たっていたでしょうか?
/special/#calendar

今週の強引な一言
*** 三度の飯も強し柔かし(ことわざ) ***
一日三回炊くご飯でさえ固かったり柔らかかったりなかなかうまくいかぬのだ
から、世の中のことは思うようにならぬのが当然であること。
初めての試みには多少の困難がつきものですし、必ず成功するとは限りません
よね。まずは毎日繰り返し慣れていることを必ず成功させるようにし、そこか
ら次のチャレンジに挑むと、失敗が少なくなるかも!
出典参考:故事ことわざ辞典 東京堂出版
(ナガタユウコ)

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