Date:  Wed, 22 Oct 2008 18:25:30 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部: 2008-40号】
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                          No.256 2008/10/22

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┣【Topics】今年の冬イベントは忘年会と合宿の二本立て!!
┣【Topics】ファンクション倶楽部2008秋イベント速報!!
┣【Topics】いよいよ今週末「CakePHPカンファレンス東京」
┣【アジャイル】アジャイル・プラクティスの見つけ方 [1]
┃              〜始めませんか?みんなのアジャイル・プラクティスの共有を。〜
┗【PF】現場リーダーの心得 [13]

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 〇 今年の冬イベントは忘年会と合宿の二本立て!!
  〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・ 

オブジェクト倶楽部では毎年クリスマスイベントを開催してまいりましたが、
今年は「忘年会イベント」と「合宿イベント」の二本立てにて開催することに
なりました!
概要やお申込みのスケジュールなどは、決定次第、本メルマガにて随時告知す
る予定ですが、忘年会イベントは12月5日(金)、合宿イベントは年明けに開催が
決定しておりますので、みなさま予定を空けてお待ちください!

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 ファンクション倶楽部2008秋イベント速報!!
  〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・ 

ファンクション倶楽部2008秋イベント〜lambda the world〜はいよいよ来週!
  プログラム/申込みはコチラ  →  http://atnd.org/events/99

● Ustreamに挑戦します!
イベントの様子をUstreamにて配信します。イベントに参加できないみなさま、
ぜひぜひご覧ください。・・・できなかったらごめんなさい><
http://www.ustream.tv/channel/functionclub

●イベントにお申込みのみなさまへ
当日は18時半より受付を開始しますので、会場に着きましたらまず受付をお済
ませください。ご都合により欠席される場合は、10月24日(金)までに、以下の
ページよりキャンセルの手続きをお願いします。

● キャンセル待ちのみなさまへ
募集人数を増やし、キャンセル待ちいただいていた方にもご参加いただけるよ
うにしました!当日お会いできますことを楽しみにしています。

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 いよいよ今週末「CakePHPカンファレンス東京」
  〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・  

近年、注目の高まっているWEBアプリケーション開発フレームワーク『CakePHP』
を題材とした国内初のカンファレンスが、今週末(10月25日)に開催されます。

  詳細はコチラ  →  http://conference.cakephp.jp/

CakePHP開発マネージャ「Garrett J. Woodworth」氏の招待講演をはじめ、オブ
ジェクト倶楽部の岸田も登場します。
140名のお申込み枠はあっという間に定員となってしまいましたが、Ustream配
信されますので、残念ながら参加できなかった人、CakePHPって何?な人、これ
から始めててみたいという人は、上記公式URLからライブ映像をご覧ください!

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┗【アジャイル】アジャイル・プラクティスの見つけ方 [1]
                〜始めませんか?みんなのアジャイル・プラクティスの共有を。〜

こんにちは。こんぴろです。チェンジビジョンにてTRICHORDという製品開発に
携わっています。オブラブの記事ではイベント・レポートでは何度か記事を書
かせていただいていますが、本編の記事を書くのは初めてです。この連載は思
いついたとき、やるしかないと思った連載です。よろしくお願いします。

昨年の終わり、一冊の書籍が日本で発刊されました。
『アジャイル・プラクティス−達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣−』で
す。著者はVenkat SubramaniamとAndy Huntで、監訳をオブジェクト倶楽部の角
谷と木下が行いました。書籍では著者の二人が見つけた45個のプラクティスが
紹介されています。
例えば1番めのプラクティスは「成果を出すのが仕事」です。この連載でも成
果を出せるのか?最初から厳しい一言をいただきました。

この連載の目的ですが、日本の現場に点在する知恵から、現場のアジャイル・
プラクティスを見つけ、カタログを作ろうというものです。アジャイル・プラ
クティスを読み終えると、自分達の現場でふとプラクティスのようなものに気
づくことがあります。それは、例えばふりかえりの時だったり、きっとそれは
現場の数だけあるでしょう。なぜなら人それぞれが得られる気づきは違います
し、気づきが気づきを呼ぶ相乗効果も人、場所、時間が変われば違うはずだか
らです。

当連載では、アジャイル・プラクティスを見つけるためのヒントを紹介してい
き、読者のみなさんが得た様々なアジャイル・プラクティスを、メルマガを読
んでいるみなさんで共有していける場にしていきたいと思っています。オブラ
ブメンバーや筆者が見つけたアジャイル・プラクティスも紹介していきます。

アジャイル・プラクティスは4つのパートで構成されています。「悪魔の囁き」
「天使の言葉」「こんな気分」「バランスが肝心」です。連載中はこの4つに
「見つけた背景」を加えることで、使えるプラクティスにしていきます。試し
に先日見つけたプラクティスを書いてみました。

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● プラクティス名
「ナビゲーター・ログ」

ドライバがコードを書いている間に、ナビゲータがペアの作業ログを残してい
くプラクティス。一日の終わりに作業内容をまとめて書くのではなく、その場
で緩い形で記録することで、無理せず記録を続けていくことを目的にしている。
ペアプロ時だけではなく、一人作業時も手を休めた時などを利用して記録する
など応用できる。

● 悪魔の囁き
「そんな風に記録を残す時間があれば普通に作業進めた方が早く進むぜ。」

● 天使の言葉
「日々の作業の記録は、今日何をやっていたのかをより正確にチームに伝えら
れるだけではく、リリースふりかえり時にその頃何をやっていたのか見ること
ができます。」

● こんな気分
「開発環境を改善した内容も、漏らさずにチームに伝えられた!」

● バランスが肝心
ログを残すことに注力しすぎて、肝心の作業が進まない事がないように気をつ
けよう。

▲ 見つけた背景
TRICHORDチームの懸田がAgile2008のために数日間日本から離れた事がありまし
た。懸田がいない間にチームが何をやっていたのかを知りたいというところか
ら始まりました。「日報」を書くとなると、一日の終わりに書く事が多く、ど
れくらいの粒度で書いてよいのかや、何をやっていたのか思い出せなかったり
で、結構困ります。ナビゲータ・ログでは思考内容等もだらだらと書き連ねて
よいので、うまく行かなかったことなども併せて共有できます。ログを集めて
いくとプロジェクト航海日誌ができあがるのではないでしょうか。
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こんな感じです。これをみなさんと共有していきたいのです。今回初めてプラ
クティスとして書いてみたんですが、ちょっと微妙な感じです。そうです。僕
もまだまだ発展途上。この連載の中で読者のみなさんと成長していけたらいい
のです。みなさんもしり込みする必要はありません。

繰り返しますが、この連載では、こういったプラクティスの見つけ方、書き方
や、よりよいプラクティスにするための方法をご紹介していき、読者のみなさ
んのプラクティスを紹介していきます。ご期待ください。(こんぴろ)
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┗【PF】現場リーダーの心得 [13]

オブジェクト倶楽部メルマガ読者のみなさん、こんにちは。
岡島です。

今日は「縁と流れ」の話をさせてください。

来る11月7日、日経コンピュータ主催のセミナーで「チームビルディング」を
テーマに講演をします。オブジェクト倶楽部を除けば、有料セミナーでの講演
はほとんど初めての経験となります。

私を講師に推薦くださったのは、ここ数年仲良くさせていただいている業界の
仲間です。新幹線の中で彼からの電話を受けたのが始まりでした。私は、スケ
ジュールを確認したり、どのような内容か深く考えたりすることなく、引き受
けようと心に決めてしまいます。

もちろん、私のことを思い浮かべてくれた仲間の期待に応えたいという思いは
ありました。しかしそれ以上に、こういった人との縁から得られるチャンスを
次々に伝えて流れにしていきたい。そんな私なりの想いがあるからです。

チームの仲間や業界の仲間、他にも様々な縁があります。そしてそこに生まれ
た信頼関係に基づく「Give&Give」こそが人脈です。人「脈」とは文字通り流れ
るものであり、次々と数珠のように繋がる関係なのです。

彼と初めて出会ったのも、とある人の縁から「せっかくなので行ってきます」
と参加したイベントでした。それが結果として今回の機会に繋がったのです。
このような「いい流れ」を、次から次へと繋いでいきたい。次は私が誰かに、
チャンスを与える立場になりたい。そのためにも、参加くださる皆さんに満足
していただけるよう頑張りたい。そんな強い気持ちで当日に向けて準備をして
いる最中です。(岡島)

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『日経コンピュータ・フォーラム2008 開発現場 人材力 トラック』

日程:11月7日(金)
場所:青山ダイヤモンドホール

"見える化"を実現するプロジェクトファシリテーション、アクションかんばん、
KPT(けぷと)やタイムラインによるふりかえり、3Pフレームワークを駆使したモ
チベーション維持・・・。システム開発プロジェクトを推進し、成功させるた
めにリーダーが用いるべき「テクニック」が存在する。もちろん、それらを使
えばプロジェクトが必ず成功するわけではない。しかし、確率を高めることは
できる。数々のシステム開発プロジェクトでリーダーを務めてきた岡島氏も、
初めてリーダーになった時はメンバーをうまく動かせず、最後は自分が独走し
てプロジェクトを失敗させたという。その後、様々なテクニックを実践し、磨
きをかけてきた。その経験をベースに実践テクニックを紹介する。

↓申し込みはこちらからお願いします。(有料です)
  http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/nc/ncf08a/2/
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

今週は「読書の秋に読みたい本は?」のホントのところ。
夏の喧騒が過ぎ夜が長くなる秋、みなさんはどんな本を読みたいですか?この
機会に溜まった積読本を片付けてしまおう!という方や、分厚い技術書にチャ
レンジしよう!という方も多いのではないでしょうか。みなさんの好きな本の
ジャンルを教えてください♪

  やっぱり技術書!
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=221&choice=0
  推理小説かなぁ。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=221&choice=1
  ここはSFで。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=221&choice=2
  お気軽にエッセイでも。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=221&choice=3
  漫画大好き!
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=221&choice=4
  それは秘密です。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=221&choice=5
  ちょっと語らせて!
     詳細をこのメールに返信ください!!

アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「早起きしてますか?」の結果は公開中。ぜひご覧下さい。
⇒http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vol220/PlonePopoll_results2

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┗編集後記

こんにちは、編集人のナガタユウコです。Topicsにてお知らせしましたが、今
回の冬イベントは忘年会&合宿の二本立てです!(o´∇`o)スタッフは現在、
ファンクション倶楽部・忘年会・合宿の各実行委員会を作り、それぞれのイベ
ント準備が並行して行われているので、ちょっとしたカオス状態です><
今回はクリスマスイベントではないので、恒例のサンタ帽の出番はなさそうで
すが、例年以上のイベントにすべくスタッフ一同頑張りますので、みなさま、
ぜひ遊びにいらしてくださいね☆

今週の強引な一言
*** 好物に祟りなし(ことわざ) ***
好きな物は食べすぎても体に害がないということ。
「これをやりなさい」と押し付けられてもやる気は出ないのに、興味のあるこ
とだと、自分から進んで調べたり学んだり、ついには勉強会を開催しちゃった
り!好きだと頑張れるし、苦に感じないことってありますよね。逆に言えば、
イヤなことも「好きだ!」と自己暗示してみれば、意外と楽しんだりできるか
も!
出典参考:故事ことわざ辞典 東京堂出版 (ナガタユウコ)

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