Date:  Wed, 29 Aug 2007 17:45:27 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部: 2007-30号】
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                          No.199 2007/08/29

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┣【Topics】オブラブメルマガ200号記念 読者ひとことメッセージ募集!
┣【Topics】モデリング道場復活!?(9/13:大手町)
┣【PF】現場リーダーの心得[2]
┣【キーワード】知ってるようで分からないビジネスワード勉強会[36]
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

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 〇 オブラブメルマガ200号記念 読者ひとことメッセージ募集!
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オブジェクト倶楽部のメールマガジンが、来週でいよいよ200号となります。
ここまでくることが出来たのも、いつもさまざまな形で応援してくださった読
者のみなさまの愛があってこそです。スタッフ一同、心より感謝しております。
そこで!いつもメールマガジンを読んでくださっている読者のみなさまにもご
参加いただいて、一緒にまた新しいスタートを切りたいと思います。
ぜひ、事務局宛に「ひとことメッセージ」をお寄せください。
200号の特集にて、ご紹介させていただきたいと思います。

【募集要領】
あ て 先 : 本メールマガジンに、そのままご返信ください
コメント : 1〜10行程度。お名前やイニシャルもお書き添えください
締め切り : 9月3日(月)17:00まで

皆さんのご参加を、お待ちしています。

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 モデリング道場復活!?(9/13:大手町)
  〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・ 

モデリングフォーラム2007のチュートリアルセッションにて、モデリングワー
クショップを開催します。
モデリング道場 道場主の羽生田さんはじめ、師範代の児玉さん、やっとむ、
事務局長天野がファシリテータを務めます。
UMLでモデリングをするきっかけが欲しいという方にオススメです。

 日 時:2007年9月13日(木) 17:20〜19:00
 場 所:大手町サンケイプラザ
 参加費:事前登録にて無料

[モデリングフォーラム2007]
 http://www.idg.co.jp/expo/mdl/tutorial/index.html

[モデリング道場]
 http://www.ObjectClub.jp/community/modeling/

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┗【PF】現場リーダーの心得[2]

オブジェクト倶楽部メルマガ読者のみなさん、こんにちは。
岡島です。

今回は「委譲」について書きます。

少し前に嬉しい事がありました。とあるプロジェクトがひと段落したので、
「ふりかえり」を行い、リーダーの私に対するフィードバックをメンバーから
もらう機会がありました。色々コメントをもらう中で、私にとっては先輩にあ
たるメンバーから、「ずいぶん成長したなぁ、と思います。自由にやらせても
らえたし。」との言葉を頂きました。
ここでの「成長」とは、リーダーである私がメンバーである先輩に仕事をちゃ
んと委譲できたことです。
そのプロジェクトで、私は「大事な仕事であってもメンバーを信頼して任せる
こと」を目標にしていました。だからそれを認めてもらえて嬉しかったのです。

リーダーになって一番難しいと感じるのは、人に仕事を委譲することです。
ここはプロジェクトのポイントだ!と思うほど、「万全を期して一番経験があ
る自分がやるしかないな」と思ってしまいます。一番難しい(そして、たいがい
一番面白い)部分の作業まで自分でやってしまいたくなるのです。
面倒な部分は自分が作業することでメンバーから隠し、残った定型的で楽な仕
事だけをメンバーに与えることで、全体的な能率を上げるやり方です。
これはフレームワークとアプリケーションの関係に似ていて、メンバーにとって
は楽な仕事が増え、リーダーにとってはプロジェクト全体のリスクが下がる良
いやり方に思えます。
しかし、このような仕事を繰り返していてもメンバーは成長できません。
そして自分のリーダーとしての器も大きくなりません。
リーダーは、プロジェクトを成功させる責任を負う以上、その保険として自分
のスキルと経験を使います。それは全く問題ないのですが、時にはその責任を
メンバーと分担しなくてはいけません。
それが「委譲」であり、メンバーの成長に一番効果的なのです。

ただ、「丸投げ」にならないよう、適宜チェック&フォローは必要ですよ。

↓私のブログです。リーダーネタと少々の技術ネタを扱ってます。
http://d.hatena.ne.jp/HappymanOkajima/
↓「プロジェクトを成功させる現場リーダーの技術」私の著作です。
現場リーダーの仕事術をやさしく説明しています。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4797333502/xpjp-22
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┗【キーワード】知ってるようで分からないビジネスワード勉強会[36]
              「先端技術」

こんにちは、hiroshiです。まだまだ暑い日が続いています。家を出る段階で
すでに汗がだくだくの自分には、この時期の外回りは本当にこたえます。
夏バテになって、寝込んでいる人も周りにはいますが、皆様、いかがお過ごし
でしょうか。

思い返してみれば、この記事を書き始めてから36回。自分でもよく書いたもの
だと思います。その中では、まだ実用されない技術を紹介したこともありまし
た。ところが最近、テレビや雑誌で、それらが実用されている事例を見つけて、
なんだかうれしくなりました。今回は、そのような実用化されたばかりの先端
技術についてご紹介したいと思います。

○ワイヤレス充電器
その名の通り、これまで端子に接続してきたのものが、ワイヤレスで充電でき
るという技術です。電動歯ブラシなど一部の機器では採用されていますが、今
ではモバイル機器への導入も実用段階に入ってきています。イメージ的には、
トレーなどの上においただけで充電が可能というものです。ワイヤレス充電の
メリットは多く、コンセントやACアダプタから解放されるだけでなく、充電端
子が機器ごとに異なることがないため、機械やコネクターの種類を選ばずに簡
単に充電が可能になります。たとえば、新幹線や喫茶店のテーブルに導入され
ればバッテリー切れの心配がなくなる。喫茶店などでコンセントを探している
ような人には、うれしい技術じゃないでしょうか。

○心をスキャン
以前、人の感情を色に表す技術のことを紹介したことがあります。それに関連
しますが、声の調子から「喜び」、「怒り」などの6つの感情を解析できるよう
になったようです。この技術は、最終的には「人の気持ちが分かるロボット」
に活用を目指しているようです。他には、声だけで客と接するコールセンター
や、今人気のゲーム機にも関連ゲームが発売されるみたいです。

○ボタンの感触を与えるタッチパネル
以前に五感通信というのを紹介しました。これは、視覚と聴覚でなされている
情報伝達は55%で、その他の45%は味覚、嗅覚、触覚で補っているというもの
です。この内、触覚に関連するものがこの技術です。タッチパネルを使った製
品は最近多く、その弱点は感触の無さから来る打ちにくさでしょう。人の指は
ごく小さな振動を与えると、平面でもボタンを押したかのように感じます。
その錯覚を利用して、あたかもボタンを押したような感触を与えるものです。

書き始めてから5年目となりますが、その時遠い未来だと思っていたことが実現
されていて、確実に周りは動いているんだな、と感じました。皆さんはそんな
こと感じたことはありますか。(hiroshi)

●参考記事

「人体通信」
http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/90.html
「可視光通信」
http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/161.html
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

今週は「残業してる?」のホントのところ。先日お客さまの話を聞いていたら、
「最近あんまり残業しなくなったなぁ〜」とのこと。もちろんばらつきはあるそ
うですが、最近は変わったのでしょうか?いいことですね。では、読者の皆さ
んは、ここ3ヶ月ぐらいの間、平均月間何時間残業していますか?

  0時間。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=0
  1〜10時間。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=1
  11〜20時間
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=2
  21〜30時間。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=3
  30〜40時間。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=4
  41〜50時間。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=5
  51〜100時間。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=6
  100時間以上。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=7
  それは秘密です。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=165&choice=8
  ちょっと語らせて!
     詳細をこのメールに返信ください!!

アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「ドキュメント作成時に良く使うソフトは?」の結果は公開中。
ぜひご覧下さい。
⇒http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vol164/PlonePopoll_results2
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┗編集後記

こんにちは、編集人です。いよいよ来週でメルマガも200号。皆さんに愛読し
ていただいて、本当にうれしいです。来週は200号記念として何かスペシャルな
ことができたらいいなぁ〜と思い、準備中です。楽しみにしていてくださいね。
オブジェクト倶楽部のメールマガジンは、すべてこちらから読むことが出来ま
す。昔から読者になってくださっているあなたも!、最近読者になってくれた
あなたも!感想などお寄せいただければうれしいです。
●記事メールアーカイブ : http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/

今週の強引な一言
*** 鍋の三つ足(ことわざ)***
生涯台所の仕事に従事していて、鍋の足は3つあることを知っているが、世間の
ことは何も知らないことのたとえ。コミュニティー参加すると、同じような仕
事をとても工夫してやっている人や、自分とは違った視点を持った人、何か面
白い方法で仕事をしている人。いろいろな人たちに出会うことが出来ます。余
裕が無いときこそ、コミュニティーの集まりに出かけていってはいかがでしょ
うか? (上田雅美)
出典参考:故事ことわざ辞典 東京堂出版

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■ 編集代表:平鍋  健児
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